月曜日, 8月 08, 2011

峠三吉「原爆の詩」

八月六日

あの閃光が忘れえようか!
瞬時に街頭の三万は消え
圧しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え

渦巻くきいろい煙がうすれると
ビルデイングは裂け、橋は崩れ
満員電車はそのまま焦げ
涯しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島

やがてぼろ切れのような皮膚を垂れた
両手を胸に
くずれた脳漿を踏み
焼け焦げた布を腰にまとって
泣きながら群れ歩いた裸体の行列

石地蔵のように散乱した練兵場の屍体
つながれた筏へ這いより折り重なった河岸の群も
灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり
夕空をつく火光の中に
下敷きのまま生きていた母や弟の町のあたりも
焼けうつり

兵器廠の床の糞尿のうえに
のがれ横たわった女学生らの
太鼓腹の、片眼つぶれの、半身あかむけの、丸坊主の
誰がたれとも分らぬ一群の上に朝日がさせば
すでに動くものもなく
異臭のよどんだなかで
金ダライにとぶ蝿の羽音だけ

三十万の全市をしめた
あの静寂が忘れえようか
帰らなかった妻や子のしろい眼窩が
俺たちの心魂をたち割って
込めたねがいを
忘れえようか!

火曜日, 3月 29, 2011

佐渡高校野球部甲子園初出場

昨日(3月26日)、06:11の「のぞみ」に飛び乗り
甲子園に行ってきました。
滞在時間3時間でとんぼ返り。
歌ってきました。
「ひのひかり かがようなみに
 うみつとり はばたきあそぶ:::」(校歌)
「蒼穹高く 金北の
 峰に千古の響あり・・・」(応援歌)
携帯電話を携帯し忘れ、友人に連絡をとることができず、
ひっそりと観戦。
幸い田中実君、斉数君、浜本君とは出会うことができました。
15:00には帰宅、夜は店に。
試合結果はご承知のとおりですが、応援合戦には負けてませんでした。