火曜日, 3月 30, 2010

またひとつ日本酒の火が消えました。

久しく飲んでなかった「歓びの泉」を探しましたが、どこにもありません。情報で昨年12月で廃業したことを知りました。岡山県の名門、歓びの泉で知られる中田酒造は、[酒一筋]の利守酒造と並んで、岡山県の酒造好適米「備前雄町」を世に送り出した名門蔵です。日本酒にかかわるものとして残念でなりません。今回氷温貯蔵しておいた2003BYの極至 大吟醸の滓がらみを放出いたします。歓びの泉を楽しめる最後の機会です。

以下蔵のHPからの抜粋です。
豊かな高梁川の水に恵まれた吉備の国岡山・倉敷は、マスカット・白桃等果物王国でもあります。その豊かな水は肥沃な平野を有数の米所にし、幻の酒造好適米雄町を復活させました。
ここ倉敷は江戸時代、天領の地で物資の集散地として発展し、現在若人で賑わう倉敷美観地区は、その面影を残しています。その文化薫る美観地区と、多島美の中に雄大なスケールを誇る瀬戸大橋との中間点、呼松町に、安永二年(1773年)に創業いたしました。
昭和五年十月、陸軍大演習に行幸の昭和天皇に献上天覧の栄を賜りました。その歓びの大きさ故、酒銘を「歓びの泉」に決定いたしました。以来、品質一筋 220余年の社呈は全国新酒艦評会通算十七回の受賞においても御理解頂けることと存じます。現在、杜氏横坂安男が、名杜氏岡田徳行の後を受け継ぎ、新風の 「歓びの泉」を醸しております。現在、酒造りを行わず、在庫のみを販売している為、商品に限りがございます。品切れの節には、ご迷惑をお掛けいたしますが、ご容赦下さい。
ーーー商品はすべて完売とのことでしたーーーー

水曜日, 3月 17, 2010

旧交

先日の宴会が終わり精算時の当店カウンターでの出来事。

お客様:店内に「北雪ののれん」がありますが。
店主:ええ、私が佐渡の生まれで北雪を応援してるもので。
お客様:えっ、私も佐渡島の出身ですよ。
店主:佐渡のどちらですか?
お客様:両津です。
店主:私も両津です。
お客様:小学校は?
店主:両津小学校です。
お客様:何年生まれですか?
店主:昭和24年。
お客様:・・・・私も昭和24年。
店主:じゃあ同窓の同級生! お名前は?
お客様:○×○■・・・。あなたは?
店主:北澤です。
お客様:??????

という会話があって別れたのですが、佐渡の小さな町での同級生。それぞれの友人は全部わかるのですが本人を思い出せない。帰られた後も必死で記憶をたどりました。1時間経過、思い出せない。2時間経過、思い出せない。と、その時、フラッシュバックのごとく記憶がよみがえった。「あっ、あいつだ」(失礼)。小学校の時によく一緒に遊んだ竹馬の友でした。なんと48年ぶりの再会。彼も思い出してくれてその後、週に一度は来店してくれています。人生は面白い!

月曜日, 3月 08, 2010

まだ冬の佐渡へ

6日/7日と佐渡高校の同窓会に出席のため一泊のあわただしい日程で佐渡に帰ってきました。前日、南関東は20度前後の気温。ツィードのジャケットにマフラーでこれならOKと出かけましたが、なんと寒かったことか。この時期の佐渡は何年ぶりかで、すっかり冬の厳しさを忘れていました。7日の朝は粉雪が舞っていました。
さて同窓会、馴染みの顔はともかく、42年ぶりとなると変わりようは想像を絶する。あの紅顔の美少年が・・・、赤いほっぺの美少女が・・・としばし呆然。歳月の残酷さを思い知らされましたが、同時に60年を必死で駆け抜けてきた同窓生ならではの頼もしさも感じました。
宴会はビールと焼酎と日本酒はお銚子。係の女性にそっと耳打ち、「何かいいお酒、ある?」。出されたのが<金鶴 大吟醸 金賞受賞酒>。1本空けて満足して寝ました。

金曜日, 3月 05, 2010

「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」に杜氏が登場


第139回 3月9日(火) 放送予定

魂の酒、秘伝の技
~杜氏(とうじ)・農口尚彦~

日本酒造りの世界で広く尊敬を集める杜氏(とうじ)がいる。農口尚彦、77歳。16歳でこの道に入って61年、酒文化の発展に尽くした功績を評価され、現代の名工、黄綬褒章(おうじゅほうしょう)を受章。全国新酒鑑評会での金賞受賞は、11年連続を含む25回。「日本酒の神」の異名も取るカリスマ職人だ。
農口が目指すのは、米のうまみを濃厚に感じさせながらも、のど越しの切れが良く、いくらでも杯が進む日本酒造り。そのため、常に米の手触り、温度、味、香りに神経を研ぎ澄ませ、米の状態に合わせたち密な仕事を心がける。米に含まれる水の量を調整するため、米を洗う時間を秒単位で調整するほどだ。一日中、深夜もいとわず米をかみ続けてきたため、次第に歯が溶け、42歳で総入れ歯となった。それでも「米は毎年変わる。この年になっても、米がわかったとは、とても言えない」と、今も謙虚に米と向き合い続ける。
77歳となった農口は、今年が最後かもしれないという思いを抱いて、大吟醸造りに挑んだ。だが昨年の異常気象で米が極めて硬く、悪戦苦闘を強いられる。それでも農口は、最後まで最高の酒を造りたいと、これまで培ってきたあらゆる職人技を尽くして挑み続ける。極寒の北陸で繰り広げられる大吟醸造りに密着。あらゆる労苦をいとわない、ひたむきな職人の姿を描く。
<上記はNHKの番組紹介欄からの抜粋です。>

水曜日, 3月 03, 2010

将棋界の一番長い日

今日はお休みで一日家でブラブラ。昼間は「レッドクリフ」の1と2をビデオ鑑賞。今は毎年のことながら「将棋界の一番長い日」を岡目八目で鑑賞中。渡辺竜王が解説しているが、来季は彼が名人に挑戦するかもしれない。将棋は解説されると、「フムフム」と一人うなづいているが、全くの下手の横好き。前にNHK特集で「リーマンの予測」という番組を見たが、数学音痴の私には何のことかさっぱり理解できない。理解できないことは面白いことでもあるので、ビデオでもう10回以上見ているが、まだわからない。将棋も数学も理解不能のことは、興味をそそられる。引退したらボケ防止のために、大学の通信教育を受けて頭の体操をするのもいいかなと思っている。祖父も母も晩年は大ボケの家系ですから。

火曜日, 3月 02, 2010

トヨタがんばれ!

1970年代の半ばに3年間ほど米国の田舎町で暮らしたことがあります。その際自動車免許も現地で取得したが、こんなに簡単でいいのかと思いました。当時日本ではまだなじみの薄かったオートマチックの車を警察署に持ち込んで、警察の敷地内で「前進」と「バック」ができるかを確かめ、すぐに路上でのテスト。それも3ブロック程をぐるりと回るだけでした。筆記試験もありましたが、何にも勉強しないで1回で合格したのだからすごく簡単だったのは確かです。車検などありません。車も必要なので、街で<For Sale>とリアウィンドウに書いてある車の持ち主に連絡して購入しました。登録や保険の手続きをした記憶がありません。自動車が安全かどうかより、自分の運転技術を確認するほうが先だと思うのですが、暴論ですか。映画の「ドライビング・ミス.デイジー」を見て失笑したことを覚えています。「がんばれ、トヨタ!」とつい叫びたくなります。